HOME  >  出展案内  >  FABEX出展社インタビュー  >  FABEX関西出展社インタビュー  インドネシア貿易振興センター大阪 様

FABEX関西出展社インタビュー インドネシア貿易振興センター大阪 様

2013年09月24日
インドネシア貿易振興センター大阪は、世界19ヵ所に拠点を置くインドネシア商業省インドネシア貿易センターの出先機関です。
 
現在、在大阪インドネシア共和国総領事館の管轄下にあり、インドネシア輸出製品のプロモーションやマーケット情報の発信、インドネシア企業と日本企業のマッチングサポートなどを中心に広範な活動を行っています。
 
9月11日~13日、インテックス大阪2号館で開催されたFABEX関西の会場で、同センターのロシアナ・クリスティナ・フレデリック所長に、出展の目的とインドネシアブースの出展企業と出品内容についてお話を伺いました。
(聞き手:日本食糧新聞社 山田由紀子)

 
Q1.第1回FABEX関西に出展した目的をお教えくださいますか。

インドネシア貿易センター大阪は、インドネシア政府からインドネシア国内で生産される非石油ガスの原材料や加工品を日本市場に輸出の拡大を図る役割を担っています。
インドネシア政府商業省は大阪を商業の街と認知し東京ではなく施策を実行する拠点とし、大阪に事務所を置きました。西日本を重点的に、四国・中国・九州を管轄し各種プロモーションを実施しております。
 
これまではインドネシアの食品・飲料を含む主要食品を広くPRするためには東京に出かける必要がありました。ところが、地元大阪で規模、内容ともにすぐれた食品専門展が開催されると聞き、この機会を有効に使えればと出展を決めました。
 
通常、国の予算を確保するために、およそ1年前から有力な展示会情報を集め、出展企業を選定します。今回はIBPCさんからご案内いただいたのが年度の途中でしたので、2地域3社にとどまりましたが、次回は早々に準備を始め出展企業数を増やしたいと考えています。


Q2.今回の出展企業と商品についてご説明いただけますか。

インドネシアの東ジャワに位置する「シドアルジョ」という市から食品大手のセカールグループのPT. Sekar Laut (ペーテー・セカール ラウット)がインドネシア「カシューナッツ」とえびせんべいの「フィナクラッカー」を出品しました。

これらの商品はすでにヨーロッパ、ドイツ、フランス、アメリカ「FINNA」ブランドで輸出されており、「次は日本上陸を果たそう!」と出品を決めていただきました。

同じく同市のPT. Surya Jaya(スルヤ ジャヤ)も同じく、日本において初の出展で、えびせんを出品しました。


シドアルジョには食品関連企業が多数存在します。海外への輸出に熱心なサイフル・イラー市長も出展企業担当者と一緒に来日し、シドアルジョ市の魅力を来場者の皆さまにお伝えしています。

もう1社はHorticulturalというグループ会社の子会社で、養殖事業と水耕栽培で野菜を中心とした農業生産を行うPT. Bintangdelapan Holtikultura (ペーテー・ビンタンドゥラパン ホルティカルチュラ)です。

同社はインドネシアの水耕栽培の先駆者的な存在で、安全性を重視した生産方法の研究に取り組んできました。

日本国内ではウナギの流通量が激減し価格が高騰していますので、同社の主力商品であるウナギのかば焼きをご紹介しておりますが、バイヤーの注目商品になっているようです。

また世界的にオーガニック機運が高まっていますので、西ジャワ産のオーガニックステビア茶を提案しています。

 
Q3.インドネシアはイスラム教の信者ムスリムの方が多くハラール認証食品が多いそうですが今回の展示品は該当しますか。

インドネシアでは食品のほとんどすべてがハラール食品で、出展品はすべてハラール食品です。

豚肉を食べてはいけないなど、ムスリムは厳格な戒律を守らなければなりません。一方、日本人は大半が原材料を見ることなく商品を購入するそうです。大変なギャップがあります。

インドネシア人が日本食としてイメージするのは天ぷら、サラダ、刺身といった料理です。天ぷらは揚げ油に豚由来の動物性油脂原料を使用している場合もありますし、そうでなくても一つの鍋で何でも揚げます。

そして“サラダなら大丈夫“ともいえないのです。

ドレッシングに使われる調味料にはいろんなものが入っていますから安心して食べられるというものがないのです。親日派のインドネシア人も食べ物がないために日本に来るのを躊躇する人がたくさんいます。

商社を通じて冷凍のオクラや枝豆はスーパーなどに導入されていますし、よく見かけるのがエビ、コーヒー・紅茶など。FABEX出展を通じてさらに日本市場に品目を増やしていきたいですね。

 
Q4.出展の目的は商品のPRだけですか。

インドネシアはすぐれた農水産品を生産する農業国ですが、加工技術においてはまだまだ日本に学ぶところがあります。

たとえば日本国内で流通可能な水準に達していないパッケージ製品については、商談まで進みません。日本のすぐれた商品を数多く見て学び、帰国後研究を重ねることでパッケージはもとより商品開発力全般を向上させるよい機会になると思います。

当センターの職員は、インドネシアの輸出企業と日本市場のセンターに立ち、両者のビジネスを成功させる仲介役です。

11月にはガルーダインドネシア航空が首都ジャカルタと関西空港を結ぶ直行便を就航します。観光客の増加も見込めますし、FABEX関西の出展や見学、商談を組み入れれば大阪をベースに行程を組めます。出展社の招待業務がスムーズに行えるメリットも大きいと思います。

FABEX関西との出会いがありました。商談の成果を次の展開につなげ、インドネシア食材の販路拡大に努めていきたいと思います。


--ありがとうございました。

 

 
インドネシア貿易振興センター大阪
大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10
アジア太平洋トレードセンター IT 4-J-8
Tel:06-6615-5350  Fax:06-6615-5351
ページのトップへ